2009年10月24日

私がもっとも尊敬するレスラー

 今日は、私がもっとも尊敬するレスラーのお話をしたいと思います。
 彼の名は「ダスティーン・カーター」。オハイオ州に住む男の子で、兄がやっているレスリングを見学しに行ったとき、兄から「お前もやってみるか?」と誘われたとき、「そんなの、無理だよ」と答えました。
「お前、負けるのが怖いんだ」という、兄の言葉に、負けず嫌いの弟は反発しました。
「やってやる!!」
しかし、はじめてのレスリング。だれにも敵いません。この時、負けず嫌いの彼は、この時から本格的にレスリングを始めたのです。
 それから5年の歳月が流れました。途中からコーチをかってでる、スコットと、二人三脚で地獄のハードトレーニングを敢行したのです。
 二人の目標は、オハイオ州のチャンピオンになること。努力の甲斐があり、地区予選を3位入賞して彼は本戦のオハイオ州チャンピオンシップの出場したのです。
 この大会でも、彼は1回戦から活躍し、後、4勝で優勝というところまでこぎつけました。
 しかし、今回の相手は優勝候補の一人で、先にポイントを先取され、苦戦を強いられます。それでも、彼は最後まで諦めず、途中、同点まで追いつくも、最後に相手の技をくらい、判定で負けてしまいました。
 負けた彼は落胆した様子で、コーナーに去ろうとした時、満員の観客からチャンピオンのみに与えられる、スタンディングオペレーションが鳴り響き始めました。
 観客全員からの拍手に、彼ははじめ、キョトンとした顔つきから、それが自分に対するものであることに気がつくと、彼はその歓声に答えるように、高らかにガッツポースを決めました。彼が観客に突き上げた両手は、肘の先から、両足はモモの途中からありませんでした。
 実は彼は、両手、両足を「髄膜炎菌血症」という病気で失っていたのです。
彼は、試合後の記者会見で、紙に、マジックペンを両手で持ち、次のように書き記しました。
「5年間、地獄のトレーニングをして、栄光はたったの3日。これは、やる価値のあることなのか?HELL YES」
 
 彼の物語から、私は本当の勇気をもらいました。 
 
posted by まっちょ at 11:37 | Comment(2) | アマレス

2009年10月21日

2009世界ベテランズ大会

2009年 世界ベテランズ大会(トルコ アンカラ)遠征記
 去年のロシア大会は、白井さんと私の2名の参加でしたが、今年の大会は総勢10名の心強い選手と共に、8月14日から16日までの大会を迎えました。
 トルコは2007年の世界大会がイスタンブールで行われたこともあり、2回目となりました。しかし、同じ国の中でも、受けた印象は全然違うものでした。
イスタンブールは観光地ということもあり、町全体が騒然とした印象を持ちましたが、アンカラはトルコの首都であるにも関わらず、自然が豊かで、時間がのんびりと過ぎていくのです。今回の滞在先のホテルは、本当に周りに何もなく、自然に囲まれたところにあり、ゆっくりできました。
私は4年前からこの大会に連続して参加していますので、大会中、顔見知りの選手が増えてきました。顔を見ると、「元気だったか?」(たぶん)というニュアンスで挨拶を交わし、お互いの健闘を称え合いました。この大会に参加して良かった思うことの一つに、世界中にレスリングというスポーツの知り合いを持つことができたことがあります。
大会2日目の8月15日に私は試合をしました。去年、2位入賞ということもあり、「今年こそは優勝」という思いで試合に臨んだのですが・・・・・。1回戦でロシアの選手に負けてしまいました。
後で自分の試合をビデオで見た感想は、「攻撃が単調」の一言です。これではディフェンスの強い選手を崩すことは難しい。
試合後、顔から血を流しながら(私がタックルを入るときに、相手の選手が頭突きで防御してきたため)そのビデオを見て、落ち込んでいたときに、一人の男が話しかけてきました。
「試合、残念だったね。俺も負けちゃったよ」(たぶん)
この人は同じクラス(Cの97k級)のスイス人で、去年3位に入賞して、表彰式の時に知り合った選手でした。
「生きていれば、悪いことばかりではない。実は、来年は俺の母国で試合をするんだよ」(たぶん)と言って、パンフレットと名刺を私に差し出しました。
パンフレットを見ると、2010年7月30日から8月1日までスイスのDomdidierでマスターズ大会が開催され、その開催主催側のCOに彼の名前が書かれていました。
(この人、スイスのマスターズ連盟の偉い人なんだ)と感心していると、彼は話を続けました。
「大会が開催される町は、空港から少し電車に乗のる必要があるんだけど、来てくれたら牛一頭を焼いて“ごちそう”するよ」(たぶん)
(そうか、来年はスイスなんだ。一度は行ってみたい国だよなぁ)と「アルプスの少女 ハイジ」(日曜夜7時30分 カルピス洋画劇場)世代の私は、さっきまでの落ち込みをすっかり忘れ、来年のスイス大会出場に気持ちが切り替わっていました。(単純です)

大会最終日の夜にホテルの一室で、みんなで集まり簡単な打ち上げ会を行ったのですが、みなさんのレスリングの思いを聞くことができて、本当に良かったです。
レスリングが大好きで、色々なトレーニングの話で盛り上がり、最後まで残って話を続けていた3人は、そのまま朝を迎えていました。(レスリングバカですね)
最後に今回一緒に参加した選手の皆様と、審判をされた篠原さんには大変お世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
posted by まっちょ at 14:33 | Comment(0) | 日記

2009年10月19日

「奇跡のりんご」を読んで

「奇跡のリンゴ」(石川拓治著)という本を読みました。
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組でも取り上げられた、木村秋則さんの「無農薬りんごへの取り組み」を紹介した本です。
 私は知らなかったのですが、現在私たちが食べているリンゴのほとんどすべてが、農薬が使われてから開発された品種だそうです。つまり農薬を使う前提で品種改良されたものなのです。よって、現実のリンゴ栽培を知る人にとって、無農薬りんごは不可能なものなのです。常識以前の問題なのです。
 しかし、木村さんは偶然読み始めた、福岡正信著「自然農法」の影響でリンゴの無農薬栽培(実現は100%不可能)に取り付かれてしまったのです。
 本の中で取り上げられているエピソードは、それは凄まじいものばかりです。木は虫と病気で枯れかかり、約十年ほどリンゴが全然収穫できなかったのです。収入はほとんどなく、これ以上家族に迷惑をかけるわけにはいけないと思い、自殺を考えてロープを手に山の中に入っていくのですが・・・・・。(詳しくは本を読んでください)
 しかし、凄い人です。村中の人から白い目で見られながらも、100%不可能を実現させたのです。本の帯に「ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う」と書かれていましたが、正にそのことを実践させて方でした。
 実は私も現在の年齢で現役レスラーを続けているのですが、なぜ続けているかといえば、「年をとっても強くなれる」という夢を追っているのです。
 この秋山さんのような方がみえることで、勇気をもらいました。
 リンゴバカ一代の秋山さんから、バカになることの素晴らしさを教えていただきました。
posted by まっちょ at 13:50 | Comment(0) | 読書

2009年10月18日

リラックス

フリーダイビングの世界トップクラスは、ボンベ等の機材を使わずに100m以上を素潜りすることができます。
 フリーダイビングのトレーニングを積んでいない一般の人であれば、せいぜい3mも潜るのがやっとではないでしょうか?このような常人では考えられないパフォーマンスを発揮できるポイントは、実は「リラックスする」ことが大きく関係しているのです。
 日本人初のプロフリーダイバーである篠宮龍三(しのみや りゅうぞう)さんを取り上げたテレビ番組で、彼は次のように語っていました。
「プロに転向して間もない頃は、『プロなんだから、失敗は許されないとか、成果を早く出さなければならない』という気持ちが強くなってしまい、結果的には、競技中に失神するということを繰り返していました。このような失敗を繰り返すうちに、考え方をかえるようにしました。『失敗してはいけない』から『成功した時の達成感』をイメージするように変え、トレーニングもヨガや瞑想を取り入れ、いかにリラックスして競技に望むことができるかを着眼点に練習を重ねたところ、記録が伸びてきました」
 その結果、彼は日本人初の100m越えを見事に達成したのでした。
 戦うという競技でも、同じことがいえます。気持ちが先走り、力んで戦うと、息が直ぐに上がり、よい結果を出すことはできません。だからといって「気が抜けた状態」では、当然、戦うことはできません。
 「リラックスした状態で集中する」。この状態を目指して、試合に望めるよう、練習の中に取り入れる必要があると思います。
 私自身が取り入れている稽古は、「立禅」と呼ばれている中国拳法の稽古方法です
呼吸を整え、常に「もっとも戦う為のよい状態を探りながら立つ」立禅の稽古を初めてから、私は試合や練習で息を乱すことが本当に少なくなりました。
 フリーダイビングにしても格闘技にしても、様々な恐怖の中で、「リラックス」をすることが、パフォーマンス向上には欠かせないものなのです。
posted by まっちょ at 12:51 | Comment(0) | トレーニングの考え方

2009年10月08日

愛知県レスリング選手権

DSC_0745.JPG10月4日(日)アイシン体育館において、「愛知県レスリング選手権」が 
開催され、我が「へなちょこクラブ」も参加しました。

この大会の見所は、なんといっても県内の大会で唯一の「社会人の団体戦」があることです。

応援するにしても、団体戦のほうが不思議と盛り上がるのです。

結果は、2回戦を2対3で惜しくも敗退しましたが、みんな頑張ってくれました。

いつか、「愛知県NO1チーム!!」の称号を手に入れるよう、練習に励

んでいきます。
posted by まっちょ at 15:53 | Comment(0) | アマレス

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